整形外科とは、骨・関節・筋・神経など運動器の障害や外傷に対して診断・治療を行う分野です。
当科では、外傷、各関節や脊椎などの変性疾患、骨粗鬆症や関節リウマチ、良性腫瘍等整形外科疾患を幅広く診療しております。
脊椎疾患では多くの場合、投薬やリハビリ、ブロック等の保存的治療が基本となりますが、上肢や下肢に麻痺（しびれや痛み、筋力低下等）を生じている頚椎症性脊髄症や腰部脊柱管狭窄症、靱帯骨化症、椎間板ヘルニアなどの場合には手術が必要となる場合があります。当院での脊椎手術は頚椎から腰椎まで対応し、脊椎内視鏡手術や顕微鏡視下手術など低侵襲手術も安全に行っており患者さまに合った術式を提供させて頂きます。
人工関節手術（膝、股関節）は変形性関節症や関節リウマチなどで痛みが強く日常生活に支障を来し、保存的治療に抵抗する場合に行っています。この手術は細菌感染に弱いという弱点がありますが、手術室のクリーン度も問題なく安心して手術を受けて頂けます。また術前に自己血の貯血（８００ｍｌ）を行っておりほぼ同種血輸血は回避できています。　関節リウマチは専門外来を設けており、生物製剤を含め様々な抗リウマチ薬を患者さまごとに選択し治療しております。
現在、外来は予約制をとらせて頂いておりご迷惑をおかけしておりますがご理解のほどよろしくお願いいたします。