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リハビリテーション室

リハビリテーション室のご案内

リハビリテーション室では、脳梗塞などにより手足に障害が残ってしまった脳血管疾患の患者さまや、脊柱管狭窄症・椎間板ヘルニア・骨折・人工関節置換術後などの様々な運動器疾患の患者さまに対し個別でのリハビリテーションを行っています。また、外来でも同様に脳血管疾患や運動器疾患などで、医師によりリハビリテーションが必要と判断された患者さまに対し、安全に安心して在宅生活が送れるようリハビリテーションを実施しています。

リハビリテーション室の画像

施設概要

本館リハビリテーション室:154.90㎡
新館リハビリテーション室:211.35㎡

施設基準

脳血管疾患等リハビリテーション(Ⅱ)
運動器リハビリテーション(Ⅰ)
呼吸器リハビリテーション(Ⅰ)
がんのリハビリテーション

スタッフ構成

  • 理学療法士:6名
  • 作業療法士:2名
  • 言語聴覚士:1名

※平成31年度より地域包括ケア病棟を開設しました。地域医療・リハに関心があるセラピストを必要としています。詳細は職員募集要項でご確認願います。

主な対象疾患

脳血管疾患等:脳梗塞・脊髄損傷・廃用症候群
運動器疾患:脊柱管狭窄症・椎間板ヘルニア・人工股・膝関節全置換術・アキレス腱断裂・半月板損傷・大腿骨頚部骨折(CHS・BHP)など…
呼吸器疾患:外科術後の呼吸訓練・急性肺炎
がんの術後

リハビリテーションの流れ

入院

【1】

脳血管・運動器・呼吸器疾患等で入院

【2】

主治医によりリハビリが必要と判断した場合リハビリ室にリハビリ依頼が来ます。

【3】

リハビリ開始

【4】

毎週火曜日に整形外科、金曜日に内科・外科カンファレンスを実施し、患者さまの状態や今後の方向性などについて、医師・看護師・理学療法士・医療相談員で話し合いを行います。

【5】

退院が在宅である場合は患者さまの状態により、住宅改修などの必要性があれば家屋訪問をさせていただき、手すりの位置や段差解消などの安全に生活を送るためのアドバイスをさせていただいています。

【6】

退院日が決まれば、退院前に退院前リハビリテーション指導を行い、生活上の注意点や在宅で行ってもらうリハビリ等の指導をいたします。

外来

【1】

整形外科・内科などの外来を受診します。医師がリハビリが必要と判断した場合リハビリ室にリハビリ依頼が来ます。

【2】

リハビリ室でリハビリを行う日時の予約を行います。

※外来リハビリは予約制となっているため、当日は他の患者さまの予約が入っているため当日のリハビリは出来かねますのでご了承ください。

【3】

予約日に来院してもらいリハビリ開始となります。

リハビリテーション室の取り組み

  • 静岡県内の理学療法士、作業療法士養成学校を中心に臨床実習指導施設として、学生を受け入れ実習指導を行っています。
  • 静岡県から委託されている賀茂圏域リハビリテーション推進事業の協力病院の一つとして、賀茂地域を中心とした看・介護従事者の方々に対し研修会(講義や実技)を定期的に開催しています。

新人教育について

  • 新人スタッフに対しては、バイザーを付け臨床指導および病院業務の指導を行っています。
  • 半年後、1年後の個人目標を立て目標に向かってバイザーとともに取り組んでいくシステムを行っています。
  • OSCEを用いて、自己の能力を把握してもらい必要な事柄を学んでもらいます。
  • スキルアップのために勉強会を隔週で実施し、また院外の研修会にも積極的に参加してもらえるような体制をとっています。

地域包括ケア病棟

地域包括ケア病棟では、様々な疾患(骨折・人工関節・脳血管疾患・外科術後・廃用症候群など)の急性期治療を終えた患者さまが在宅で可能な限り自立した生活を送れるように、個々の患者さまに合ったプログラムを組みリハビリテーションを提供しています。また、地域包括ケア病棟へ転棟後には、患者さま、ご家族さま、ケアマネージャー、医師、看護師、リハビリ担当療法士等で現在のリハビリ状況や今後の生活について話し合いの場を設け、安心して在宅生活が送れるように努めています。

リハビリテーション室で実習指導を行なっている画像